ここ数年、炭水化物ダイエットが流行っていますよね。
コンビニで買い物してもイロイロな商品で糖質オフと
書いてある商品が並んでいます。
主に炭水化物ダイエットは主食の米を抜き、肉などを
摂取するダイエット法です。
米を肉に変えることで体では大変な事が起こっているのです。
米を食べないで肉を食べると何が危険なの?
肝臓は肉のたんぱく質が代謝によって排出した老廃物を
ろ過して排出します。
肉を食べる量が増えると肝臓に負担がかかってしまいます。
さらに、たんぱく質をエネルギーに変えるにはビタミンが必要
ですのでビタミン不足に体が傾いていきやすくなります。
炭水化物を一切取らないという事は体に負担がかかるのです。
炭水化物ダイエットは脳の働きを悪くする。
炭水化物は消化されるとブドウ糖になります。
ブドウ糖は肝臓などにグリコーゲンになって
蓄えられるのです。
空腹時の血糖値の調節はグリコーゲンの働きなのです。
脳の働きはブドウ糖がエネルギー源です
脳は10分で1000mgのブドウ糖を消費していると
言われています。
炭水化物を取らないという事は脳の栄養がなくなり
集中力が落ちてしまうので完全に炭水化物を
摂取しないのは危険です。
炭水化物ダイエットは肌に悪いってホント?
脳はエネルギーが足りないと体の中のタンパク質を
分解してエネルギーしようとします。
肌はタンパク質から出来ています。
栄養を失った肌は老化してしまうのです。
人間の体は多くがタンパク質からできています
ので胃や腸などが傷つき修復する時も必要とする
タンパク質が不足していると修復が遅くなります。
タンパク質が不足するっていう事は危険なのです。
これらを踏まえて考えていくと炭水化物ダイエットが
ベストなダイエットとは考えにくいですね。
脳はブドウ糖が不足するとケトン体を作る。これが危険なのです。
炭水化物ダイエットで炭水化物を摂取しない
という事は、ブドウ糖が不足して脳の働き
を低下させます。人間の体は脂肪からケトン体を
作るのです。ケトン体は脳のエネルギー
になります。
じゃあ大丈夫かというと大丈夫ではないのです。
ケトン体が血液に増えていくとケトーシスと
呼ばれてケトーシスになると血液は弱アルカリから
酸性に代わります。酸性に変わった血液は細菌や
ウイルスへの免疫機能が徐々に低下していき
ます。さらにケトン体は臭い成分ですので
口臭、体臭が出てきます。
免疫機能が低下した体は病気にかかりやすくなり
ます。炭水化物ダイエットは危険なのです。
炭水化物を摂取しながバランスの良い食事、運動が大事
炭水化物ダイエットは完全に炭水化物を取らないから
危険な訳です。
それでも炭水化物を取ると太るから止められない
という人は夜だけ主食の米を取らない事です。
夜は寝ている時間が長いのであまり脳を使いませんので
取らなくても何とかなります。
ただ本当はバランスの良い食事で三食とも
炭水化物を取り適度な運動をして体重を調節
していく事が一番良いダイエットです。
健康にダイエットしたいですね。